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2013年12月25日 (水)

午前10時の映画祭

「午前10時の映画祭」の名前でスクリーンでもう一度見たい名画が全国で
上映されている。 といってもシネプレックスのグループだけだが。 ここ茨城
ではつくばシネプレックス。 幸い近い距離なので”もう一度”または”見たかった”
を選んで行くことにした。 この企画を知ったのは夏。 草の根治療院の小池さん
から聞いて気になっていた。 劇場のある通りを通った時パンフレットをもらって
きて上映スケジュールをチェックした。 ほとんどが古い映画だが中にはさほど
古くないものも入っている。 デジタルリマスター化で きれいになった画面を
楽しめる。 2週間通しで一つの作品を毎日上映。 年間25本が上映される。 
一般1000円、学生500円で見られる。

 
最初は前から気になっていた サイコを見た。 ヒッチコックのサスペンスであり、
アンソニーパーキンスが演じる青年がどんなふうなのかずっと見たいと思っていた。
ちらっと自ら画面に登場するヒッチコックも確認出来た。 後半から最後にかけて
スクリーンの登場人物と一緒になって「きゃーっ!」と(心の中で)叫んでしまった。

昨日は ローマの休日。 以前2度ほど見た記憶があったが随分忘れていた。
本も年をおいて読み返すと全く別の発見/感想があるが今回も新しい感想を
持った。 それというのも少し前この映画に関してどんなふうに作られたかとか
町山智弘の映画講座を聞いたりして時代背景やこの王女さまがどういう風に
成長したのかなど単なる1日の恋物語ではないことを知ったからである。
1953年に作られたこの映画は経費を安くするためハリウッドでのセットを止め
オールロケ。 ローマの名所旧跡がふんだんに出てくる。 この頃ヨーロッパでは
先の戦争の経験からEUの発想が生まれ国を超えてひとつにまとまろうという動き
が出てきた頃で、そんな中ある国の王女さまが各国を親善してまわっているさ中
まだ大人になりきれていない王女が公務に嫌気がさしてゆくえをくらます。 そして
いなくなった自分が急病でそれを国民がとても心配しているというのをラジオの
ニュースで知り、こんなことをしていてはいけない戻らなくてはと決意する。 恋した
記者にも私は戻らなくてはいけない。 あの角を曲がるけど見ないでそのまま
走り去って、と決別。 戻ってからももう侍従たちの言いなりではない この1日で
大人の王女に成長した様を描いている。 もうミルクとクラッカーで”寝かしつけ
られる”必要も無い毅然としたプリンセスになっていく話、と聞いて そうなんだ、と
なるほどと見ていた。 

今まではオードリーはローマの休日が一番好き。 何回見てもこんなに愛らしい
人がいるだろうかと見入ってしまっていたし、記者役のグレゴリーペックもいいな、と
何も考えることはなかった。 あまり作品の裏側を知るのもいかがなものかと思うし
自分の大きさ以上の見方も出来ないのでそれもいいかなと考えてはいる。
次に見たいのは アラビアのロレンス。 楽しみにしている。 

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