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2013年12月31日 (火)

さよならアドルフ

「さよならアドルフ」という映画をラジオで紹介していた。 アドルフとはアドルフ
ヒットラーのことである。 

オーストラリアの女性監督の作品で自身の夫はドイツ系ユダヤ人とか。

この映画は戦争が終わりヒットラーは自殺、ナチス親衛隊高官だった父と母を
連合軍に連行された14歳の少女ローレは小学生くらいの双子の弟とまだ
乳飲み子の4人で母親からいくばくかのお金と貴金属を渡され、遠く離れた祖母
の家を目指すという話。 過酷な旅の途中ナチスがユダヤ人にしてきた残虐な
行為の数々を知り衝撃を受ける。 そんな彼女を助けてくれたのはユダヤ人の
青年。 
めざすところまで何と900kmもあり、しかも母親から聞いたおばあちゃんの
居所も○○の近くというようなあいまいな場所。 所持金も底をつき、また
乳飲み子がいるためその子にもらい乳をしなければならないという想像を
絶する話。

話そのものにも衝撃を受けたがまず戦後ヒットラーのしたことのかずかずは
語られることも多く、ニュースでも海外に逃亡した高官が厳しい追及の末
追い詰められ とうとう逮捕されるというのを聞くこともあった。 ドイツはこの
ナチスのしたことへの徹底した反省から今でも捜査の手はゆるめていないと聞く。
立場を変えて高官の家族の”その後”に思いをはせることはなかった。
そのことがショックだった。 視野の狭さに今更ながら気づく。

調べてみると原作は「暗闇の中で」という題のレイチェル シェイファーという
方が書いたもの。 映画の原題は「ローレ」
順次全国公開されるという。 見たい。


  

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