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2013年12月12日 (木)

過去へ

昨日(12/11’13)の朝日新聞天声人語に俳人 渡辺白泉の句が引用されていた。

  「戦争が廊下の奥に立つてゐた」

特定秘密保護法案が通って、まだこれに関してわからないことが多すぎるし
続けて武器輸出も制限が緩むという報道が出た。
石破さんの失言(本音、口が滑った?)が あ、やっぱりと思わせる。
政府が承認したことしか報道出来ない国。 国民は真実から耳を塞がれ
お互いに監視し合う社会が見えてくる。

母は戦争体験者。 その母からよく聞いていたのは「もう言いたいことが
言えない時代には戻りたくない」。

日本は先の戦争を総括していない、と言われる。 なぜ、どうやって戦争が
始まったのか、誰が始めたのか? それらを国として責任をはっきりさせぬ
まま今日まで来てしまった。 だからかくも安易に9条を捨てようとする動き
が出てくるのだ。 じわじわの動きが急にここに来て加速し始めた。


気づいたら”廊下の奥に立っていた” は本当に怖い。
妹尾河童さんの 「少年H」 河童少年の目を通して描かれる戦争の時代。
決して声高には叫ばれていないがその時代がとてもよくわかる。 誰が
あの時代に戻りたいのだろう。 時の為政者本人も息子も前線には出ない。
いつだって庶民が犠牲者。

あの頃と違うのは情報がたちまち世界中をめぐること。 とは言えやはり
コントロールは出来る。 全部が解放されるままという保証は無い。
やはり言い知れぬ不安が残る。    

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