« 旅 (続き) | トップページ | クリント イーストウッド »

2014年3月28日 (金)

読み進むには苦痛を感じる本

「深夜特急」の1と3を借りに図書館に行った。 旅のコーナーで目についた本が
あって借りることにした。 「北朝鮮14号管理所からの脱出」とタイトルにある。

ブレイン ハーデン氏というアメリカのジャーナリストが北からの脱北者シン ドンヒョク
という青年にインタビューして出来た本でこの青年の証言から北朝鮮の実態を世界
に知ってもらいたいとの意図があるとのこと。

まずタイトルで何々?北朝鮮の何が書かれてる? と手にとって読んでみようと
借りてみた。

驚いた。 ここに出てくる「人間」は種(しゅ)としての人間しかいない、というのが
実感。 犬がいて、猫がいて、鳥がいて… 人間という生き物がいて、というたぐいの
人間。 ここには社会生活を営む「智」としての人間は出てこない。 といってもまだ
第一章しか読んではいないが。 

読むだけで息苦しい。 こんな世界がある? 人はいかようにも残酷になれるとは
聞くが世界には実際こんな国があるの?という信じられない思い。

政治犯を収容する14号管理所で生まれ育った青年が高電圧の鉄条網が張り
めぐらされた管理所を脱出し、中国へ逃れ、韓国からアメリカへ渡り、受けた
インタビューがもとになっている。 現在は韓国ソウルに在住ということだ。

具体的に書くのもおぞましく、生を享けた経緯すら信じられない内容で本当に
こんな国は存在するのか?という思い。 世の中に知らないことは多いと言っても
想像の域を超えている。 非常に胸苦しくそれを何で払しょくしたらいいのか
わからない。 暫く抜け出せそうもない。

|

« 旅 (続き) | トップページ | クリント イーストウッド »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 旅 (続き) | トップページ | クリント イーストウッド »