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2014年5月 2日 (金)

自分への評価

結城の寺マルシェで出会った手製の靴やさん cui cuico さん。 彼女のブログの
一文にとても響くものを感じた。

製品の価格見直しを伝える文で、まず材料費の価格高騰と消費税が変わったことは
あるが、と前置きして彼女はこう続ける:

  自分なりの評価を正当にしたい。
  なにより お客様に納得のいくものを
  自信を持っておすすめする覚悟を持ちたい。
  それを自分自身に許したい、
  そんな思いが固まったためです。

私はとても感銘を受けた。 以前知り合いが自分の商品の価格を上げることを伝える
小さな紙を商品に付けていたのをいまだに忘れられないでいる。
それにはやはり原材料費が上がったこと、それと家族が増えたためと書いてあった。
それは違うでしょう、と強く感じた。

自分の商品を販売することで生活を支える、というのは確かに正しいことでは
あります。 でも買ってくださるお客様はそれを買うことでその人の生活を支える
というよりその商品の価値を認めてくれているからこそ「買う」という行為になる
と私は解釈しています。 

私の作るジャムという商品、数年前ブームのようになり有名シェフの作るコンフィ
チュールというのがいろんな雑誌に取り上げられていた。 銀座の一等地で
売られるそれは一瓶びっくりするような値段が付いていた。 今でも並んでいる
のだろうか。

cui cuico さんの足にあった靴の追及の姿勢はすばらしく、良き指導者に出会えた
幸運も一緒に喜びたくなった。 

私もなかなか「値上げ」ということは心苦しく、もんもんとしてすぱっと踏み切れないで
いたが、彼女の文でそうだ!ときちんと自分を認めることをしようと思った。
季節屋が誕生した頃は「手作り」ということだけが強みの商品だった。 今目の前で
喜んでくださるお客様の反応を見ることが出来る。 素直にうれしい。

cui cuico さんのサイトは http://blog.cuicuico.com/  です

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