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2014年7月30日 (水)

言葉で絵を描く

以前TBSラジオの名物番組に「こども電話相談室」というのがあった。 今は衣替え
して「… リアル」という名になって小中生の”リアル”な実生活上のいじめや性の
相談番組に変わってしまった。 それが 今朝 車でNHKにダイヤルを合わせたら、
かつてのこども電話とそっくりな番組を放送していた。

夏休みの小学生が「どうしてカミナリは落ちるの?」などの質問をして、回答者で
ある先生方が質問に応じて担当別に答えていた。 今日のテーマは「科学」。 
番組最後にアナウンサー(TBSでは電話のお姉さんがいたがこちらは男性アナ)
が回答者の先生方に今日の感想を聞いていた。

年配の先生が「テレビだと絵を描いて説明が出来るのですがラジオなのでそれが
出来ない。 ラジオは言葉で絵を描く」とおっしゃった。 名言だなと思った。

今 市の講座で目の不自由な方への「音訳ボランティア」というのに参加している。
まだ始まったばかりでつい先日宿題提出テープというのを録音してきた。
NHK OBでいらっしゃる先生が月一回指導にこられ、その他自主勉強会というのが
月二回。 続いている会が何と30年もになるそうだ。 最初の日扉を開けたら
人がぎっしりいて、ぎょっとした。 それくらい皆継続しているのだ。 通ううちに
その理由がわかった。 日本語の”秘密”がおもしろいのだ。

目の見えない方に届ける音の雑誌。 これは原稿をただ読んでしまうと聞く側
からすると非常に疲れるんだとか。 文字があってそれを見ながら聞いている
私たち目が見える者にとっては何でもないことが耳だけが情報の入り口の人たち
にとって聞き取ろうとすることだけで疲れてしまうのだそうだ。 勉強会の回を重ねる
たびに新鮮でうろこが落ちる。 いつか私も”言葉で絵を描く”ことができたらいいな
と思う。  

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