« 手荒れ | トップページ | マスキングテープ »

2015年4月21日 (火)

三歩

「三歩」とはビッグコミックに連載された「岳」という漫画(劇画?)の主人公の名前。
三歩はボランティアの山岳遭難者の救助隊員。 これが泣ける。

絵のタッチもヒューマンな感じも ちばてつやの作風に似ている気がする。 もしかして
師匠? 作者は海外の山での経験が豊富なようで各地でのエピソードも描かれる。
断崖絶壁でぶら下がってロープ一本の支えでのんびりコーヒーを飲んでいる図
なんて見ているこっちは怖くて、こわくて。 三歩は要請があるたび救助に向かうが
毎回過酷な場面。 でもそれも過去の体験から的確な判断で一見ひょうひょうと
こなしているかのよう。 遭難者と三歩の姿に遭難者の人生、三歩自身の人生が
見える。 

今母の通院で近くの接骨院に一緒に行くのだが、その接骨院で昔 さいとうたかおの
「ゴルゴ13」、手塚治虫「ブラックジャック」、「課長 島耕作」(作者名覚えていない)
など行くたび夢中で読んだ。 ここの院長先生が全巻揃えて並べておくので一巻目
から抜けることなく通して制覇。 帰るときには書棚に戻すのが嫌で、嫌で…

院長先生は助手として若い見習いを昼間働いてもらい、夜間資格をとる学校に
通わせ、卒業後しばらく助手をしてもらい、そのあと独立させる、とうやり方で
何人もあちこちで開業、グループを作って来た。 さらに昨今はリハビリの介護
施設も始めた。 今通っている接骨院も昔の接骨院のあった裏手に新しく建てた
ものできれいで明るい。 久しぶりに入った待合室の書棚は一新。 もう新しい漫画 
のラインナップに変わっていた。 院長先生もそこにはいない。

最近の漫画にはうとくなっていたので母を待つ間どれが面白そうかページをめくって
探してみた。 「岳」のページをめくって、あ これだと読み始めた。 待っているのは私
一人だったから誰も見ていないが泣けて、泣けて困った。

私の母の付添い担当は月曜、火曜。 着くとすぐ待ち兼ねて読み始める。 13巻も
あるのに早く次が読みたいよー。

|

« 手荒れ | トップページ | マスキングテープ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 手荒れ | トップページ | マスキングテープ »